自宅で手軽に炭酸水が作れることで人気のソーダストリーム。毎日のように使っていると、ある日突然「ガスが入らない」「水が漏れる」といった不具合が起こることがあります。保証期間が過ぎてしまった場合、「修理っていくらかかるの?」「どこに頼めばいいの?」と不安になりますよね。
この記事では、ソーダストリームの有償修理について、料金の目安や依頼方法、流れを分かりやすく解説します。また、修理に出す前にご自身で確認できる簡単な対処法もご紹介。実は簡単なことで直るケースも少なくありません。さらに、有償修理と新しいモデルへの買い替え、どちらがお得なのかについても比較検討します。この記事を読めば、あなたのソーダストリームの不具合に最適な対処法がきっと見つかります。
ソーダストリームの有償修理が必要になるケースとは?

大切に使っていても、長年使用しているとソーダストリームに不具合が出てくることがあります。ここでは、有償修理を検討するべき代表的な故障の症状について解説します。ご自身のマシンの状態と照らし合わせてみてください。
ガスが注入できない・弱い
最も多いトラブルの一つが、炭酸ガスがうまく注入できなくなる症状です。「ボタンを押してもガスが出ない」「シューという音がしない」「炭酸が以前より弱くなった」と感じる場合、いくつかの原因が考えられます。
ガスシリンダーが空に近い状態だと、見た目にはガスが注入されているように見えても、実際には微炭酸にしか仕上がらないことがあります。 この場合は、新しいガスシリンダーに交換すれば解決します。
それでも改善しない場合、本体内部のパッキンの劣化や、ガスを注入するためのノズル部分の詰まり、ボタン機構の故障などが考えられます。 特に、ガスシリンダーの装着部分にある黒いパッキンが外れていたり、劣化していたりすると、ガスが漏れてしまい正常に注入できません。 これらの部品の不具合は、ご自身での修理が難しい場合が多く、メーカーによる修理・交換が必要となる可能性があります。
水が漏れる
炭酸水を作る際に、ボトル周辺や本体の下から水が漏れてくる症状も修理が必要なサインです。水漏れの主な原因としては、ボトルと本体の接続部分にあるゴムパッキンの劣化が挙げられます。パッキンが硬くなったり、ひび割れたりすると、密閉性が失われ、炭酸ガス注入時の圧力に耐えきれず水が漏れ出してしまいます。
また、ボトルを正しく装着できていない場合や、ボトルの水位線以上に水を入れている場合にも水が溢れることがあります。 取扱説明書を再度確認し、正しく使用しても水漏れが改善しない場合は、内部部品の破損の可能性も考えられます。特に、本体を落としてしまったなどの衝撃が加わった後に水漏れが始まった場合は、内部パーツが破損している可能性が高いでしょう。 安全に使用するためにも、速やかにメーカーへ問い合わせることをお勧めします。
ボタンが戻らない・押せない
手動タイプのソーダストリームでよく見られるのが、炭酸ガスを注入するためのボタンに関するトラブルです。「ボタンを押してもスカスカで手ごたえがない」「ボタンが押されたまま戻ってこない」といった症状です。 この場合、ボタン内部のスプリングやプラスチック部品が破損している可能性が高いと考えられます。
長年の使用による経年劣化や、ボタンを強く押しすぎたことが原因で起こることが多いようです。 接着剤などで一時的に修理を試みる方もいるかもしれませんが、ボタン部分はガスを注入するための重要なパーツであり、不適切な修理はさらなる故障や思わぬ事故につながる危険性もあります。 ご自身で分解したりせず、メーカーのサポートに相談するのが最も安全で確実な方法です。ボタンを離してもガスの噴射が止まらないといった症状も、内部バルブの異常が考えられるため、すぐに使用を中止し、問い合わせてください。
その他の不具合
上記以外にも、さまざまな不具合が発生することがあります。例えば、電動モデル(ソースパワーやスピリットワンタッチなど)の場合、「LEDランプが点灯・点滅しない」「電源が入らない」といった電気系統のトラブルが考えられます。 この場合は、まずACアダプターが正しく接続されているか、コンセントに電気が来ているかを確認してください。それでも改善しない場合は、本体内部の基盤などに問題がある可能性があります。
また、「ガスシリンダーがうまく装着できない」「ボトルがしっかり固定されない」といった物理的な破損も修理の対象となります。 これらの症状は、無理に力を加えると状況が悪化する可能性があるため、異常を感じたらすぐに使用を中止し、専門のサポートに相談することが重要です。
ソーダストリームの修理、保証期間内と期間外の違い

ソーダストリームが故障した場合、修理の対応はメーカー保証期間内か期間外かによって大きく異なります。費用にも関わる重要なポイントですので、しっかりと確認しておきましょう。
メーカー保証の期間と内容
ソーダストリームのソーダメーカー本体には、購入日から2年間のメーカー保証が付いています。 この期間内に、製造上の欠陥や素材の不良によって故障が発生した場合は、原則として無償で修理または交換対応をしてもらえます。
さらに、一部のモデルでは保証期間を延長することが可能です。
2022年2月以降に発売されたCQC対応マシン(TERRA、ART、DUOなど)は、公式サイトで会員登録を行うと、保証期間が2年間延長され、合計で4年間になります。 これから購入する方や、対象モデルをお持ちでまだ登録していない方は、忘れずに手続きをしておきましょう。
保証を受けるためには、購入日と購入店がわかる保証書やレシート、オンラインストアでの注文履歴などが必要になりますので、大切に保管しておいてください。
保証期間内なら無償交換が基本
保証期間内に取扱説明書に従った正常な使用方法で故障した場合は、無償での修理または交換となります。 実際には、部分的な修理ではなく、本体をまるごと新品に交換してもらえるケースが多いようです。
ただし、注意点もあります。落下や衝撃による破損、取扱説明書に反する使用方法による故障、ご自身やメーカー認定ではない第三者による分解や修理を行った場合は、保証期間内であっても有償対応となる可能性があります。 「おかしいな?」と思ったら、まずは自分で分解しようとせず、メーカーのコールセンターやお問い合わせフォームに連絡することが大切です。
保証期間外は有償修理または交換
購入から2年(または延長保証で4年)の保証期間を過ぎてしまった場合は、有償での対応となります。
ここで知っておきたいのが、ソーダストリームでは基本的に「修理」という形はとっておらず、「有償での本体交換」となることが多いという点です。 故障した本体をメーカーに送り、代わりに同じモデル、または後継モデルを割引価格で購入するという流れが一般的です。 故障した機種がすでに生産終了している場合は、買い替えの提案が受けられないこともあるようです。
有償交換の費用はモデルによって異なりますが、新品を通常価格で購入するよりも安価に設定されています。次の章で、具体的な依頼方法と料金の目安について詳しく見ていきましょう。
ソーダストリームの有償修理(交換)の流れと料金
保証期間が過ぎてしまったソーダストリームの修理(交換)は、どのように進めればよいのでしょうか。ここでは、申し込み方法から料金、期間の目安までを具体的に解説します。
修理(交換)の申し込み方法
有償修理(交換)の申し込みは、ソーダストリームのコールセンターへの電話、または公式サイトのお問い合わせフォームから行います。
| 問い合わせ先 | 詳細 |
|---|---|
| 電話 | SodaStreamコールセンター 0120-286-230(フリーダイヤル) 受付時間:9:00~17:00(土日祝日・年末年始を除く) |
| Web | ソーダストリーム公式サイト お問い合わせフォーム 24時間受付可能 |
電話は直接オペレーターと話せるため、状況を詳しく説明したり、質問したりしたい場合に便利です。一方、Webフォームは時間を気にせず、故障状況の写真を添付して送ることができるメリットがあります。 メールでのやり取りは返信に3〜5日ほどかかる場合があるため、急いでいる方は電話での問い合わせがスムーズかもしれません。
問い合わせの際には、以下の情報を準備しておくと手続きが円滑に進みます。
- 製品モデル名
- 購入時期や購入店
- 故障の具体的な状況(いつから、どのような症状か)
- 故障箇所の写真(Webフォームの場合)
これらの情報をもとに、メーカー側で保証期間の確認や故障状況のヒアリングが行われ、有償交換の手続きが案内されます。
修理(交換)にかかる料金の目安
保証期間外の場合、修理は基本的に有償での本体交換となり、割引価格で新しい製品を購入する形になります。 料金は故障したモデルや交換するモデルによって異なりますが、新品を定価で購入するよりも安く設定されていることが多いようです。
過去の事例では、定価の半額程度の価格で新しい機種に交換できたというケースもあります。 ただし、支払い方法は銀行振込や代金引換が指定され、別途送料や手数料がかかる場合があるため、申し込み時に必ず総額を確認しましょう。 クレジットカードが使えない可能性もあるため、注意が必要です。
正確な料金については、お持ちのモデルや故障状況によって変動するため、必ずコールセンターやお問い合わせフォームで見積もりを確認してください。
修理(交換)にかかる期間
申し込みから新しい製品が手元に届くまでの期間は、やり取りの方法や時期によって変動します。
メールでの問い合わせの場合、返信に数日かかることがあるため、申し込みから製品の購入決定までに3〜4週間ほどかかったという事例もあります。 電話での問い合わせの方が、比較的スムーズに進む可能性があります。
申し込み後、メーカーから故障品の送付を指示された場合は、指定された方法で梱包し、発送します。メーカーに製品が到着し、状態が確認されてから交換品が発送される流れになります。新しい製品が届くまでには、トータルで数週間程度見ておくと良いでしょう。毎日ソーダストリームを使っている方にとっては少し長く感じるかもしれませんが、その間は市販の炭酸水で代用するなどして待ちましょう。
修理に出す前に!自分でできる故障の対処法
「故障かも?」と思っても、修理に出す前にいくつかの点を確認するだけで、問題が解決することがあります。高額な修理費用を払う前に、まずはご自身でできる簡単な対処法を試してみましょう。
ガスシリンダーの確認と交換
「炭酸が弱くなった」「ガスが出ない」といったトラブルで最も多い原因が、ガスシリンダーのガス切れです。 まずはガスシリンダーが空になっていないかを確認しましょう。シリンダーを振ってみても残量は分かりにくいため、最後に交換した日を覚えておくと目安になります。
このとき、ねじ込み式のタイプは最後までしっかりと、ワンタッチ式のタイプはレバーがきちんと下まで下がっているかを確認します。
また、ガスシリンダー装着部分にある黒いゴムパッキンが正しく装着されているかも重要です。 このパッキンが外れていたり、ゴミが挟まっていたりするとガス漏れの原因になります。 パッキンが紛失している場合は、コールセンターに問い合わせることで入手できる可能性があります。
ボトルの確認と正しい取り付け
ボトルの状態や取り付け方も、炭酸の注入に影響します。「水が漏れる」「炭酸がうまく入らない」といった場合は、以下の点を確認してください。
- ボトルが正しく取り付けられているか:奥までしっかりとねじ込んだり、スナップロックで「カチッ」と音がするまで固定したりと、お使いのモデルの正しい方法で装着できているか再確認しましょう。
- 水の量は適切か:ボトルに記載されている水位線を超えて水を入れていないか確認してください。水の量が多すぎると、炭酸注入時に溢れる原因になります。
- ボトルの使用期限は切れていないか:ソーダストリームの専用ボトルには使用期限があります。 期限が切れたボトルは炭酸ガス注入時の圧力に耐えられず、変形や破損、水漏れの危険があるため、絶対に使用しないでください。
- 冷たい水を使っているか:炭酸ガスは冷たい水によく溶け込む性質があります。 水がぬるいと炭酸が弱く感じたり、注入時に水が溢れやすくなったりすることがあります。
これらの基本的な使い方を見直すだけで、問題が解決することも少なくありません。
電源(電動モデルの場合)の確認
SOURCE Power(ソース パワー)やSpirit One Touch(スピリット ワンタッチ)、E-TERRA(E-テラ)などの電動モデルで「電源が入らない」「LEDが点灯しない」といった場合は、まず電源周りを確認しましょう。
- ACアダプターが本体とコンセントにしっかりと差し込まれているか。
- 延長コードやテーブルタップを使用している場合は、そちらの電源も入っているか。
- 念のため、別のコンセントに差し込んでみて電源が入るか試す。
意外と「コンセントが抜けていただけだった」ということもあります。基本的な部分ですが、修理を依頼する前に必ずチェックしておきたいポイントです。これらの確認をしても電源が入らない場合は、アダプターの故障や本体内部の電気系統の不具合が考えられます。
パッキンの掃除や確認
ガスシリンダーの装着部分や、ボトルとの接続部分には、密閉性を保つためのゴムパッキンが使われています。このパッキンに小さなゴミが挟まっていたり、汚れていたりすると、そこからガス漏れや水漏れが発生することがあります。
安全に注意しながら、清潔な布などでパッキン周辺を優しく拭いてみてください。ただし、パッキンを傷つけたり、取り外したりしないように注意が必要です。特に、ガスシリンダー装着口には大小2つのパッキンがあり、これが外れているとガスが正常に注入できません。 もしパッキンが外れていたり、ひび割れなどの劣化が見られたりする場合は、無理に自分で直そうとせず、メーカーに問い合わせるのが賢明です。
有償修理と買い替え、どちらがお得?

保証期間が切れてしまったソーダストリーム。有償での交換サービスを利用するか、それともこの機会に新しいモデルに買い替えるか、迷うところですよね。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを比較し、どちらがあなたにとってお得な選択なのかを考えていきます。
修理料金と新品購入価格の比較
まず考えたいのが、コストの比較です。前述の通り、有償修理は実際には割引価格での本体交換となる場合がほとんどです。 この交換価格が、新しいモデルを市場で購入する価格と比べてどれくらいお得なのかが判断のポイントになります。
例えば、有償交換の費用が8,000円だったとします。一方で、最新のエントリーモデルが15,000円前後で販売されている場合、差額は7,000円程度です。この差額で最新の機能が手に入るなら、買い替えの方が満足度は高いかもしれません。
セール時期などを狙えば、新品をさらにお得に購入できる可能性もあります。
旧モデルと最新モデルの機能差
次に比較したいのが、機能面の違いです。ソーダストリームは年々進化しており、新しいモデルほど使い勝手が向上しています。
| 比較ポイント | 旧モデル(手動式など) | 最新モデル(TERRA, ART, DUOなど) |
|---|---|---|
| ガスシリンダー | ねじ込み式 | クイックコネクトでワンタッチ装着 |
| ボトル装着 | ねじ込み式 | スナップロックでワンタッチ装着 |
| 静音性 | 注入時の音が大きい傾向 | 動作音が静かになっているモデルも |
| デザイン | — | スリムでスタイリッシュなデザイン |
| その他 | — | 電動で炭酸の強さを自動調整できるモデルも |
特に、ガスシリンダーをねじ込む手間がなくなった「クイックコネクトシリンダー」対応モデルは、日々の使いやすさが格段にアップしています。 もし現在お使いのモデルに何かしらの不便さを感じているのであれば、買い替えは日々の小さなストレスを解消する良い機会になるでしょう。
買い替えのメリット・デメリット
有償修理(交換)と買い替え、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
買い替えのメリット
- 最新の機能を使える:ワンタッチ操作や静音設計など、より快適に使える。
- デザインを選べる:キッチンの雰囲気に合わせて新しいデザインを選べる。
- 新しいメーカー保証が付く:新品購入なので、そこから新たに2年間(または4年間)の保証が始まる。
- 付属品が新しくなる:新しいガスシリンダーやボトルが付属してくる。
買い替えのデメリット
- 費用が高くなる:有償交換に比べて、初期費用は高くなる傾向がある。
- 古い本体の処分が必要:自治体のルールに従って、古いソーダストリーム本体を処分する手間がかかる。
有償修理(交換)のメリット
- 費用を抑えられる:新品購入よりは安価に済むことが多い。
- 使い慣れたモデルを継続して使える:操作方法が変わらない安心感がある。
有償修理(交換)のデメリット
- 機能は古いまま:最新モデルのような利便性の向上はない。
- 保証がない:交換品に対する新たな長期保証は付かない可能性が高い。
これらの点を総合的に考慮し、ご自身の予算や、今のモデルへの満足度、新しい機能への期待値などを天秤にかけて、最適な選択をしてください。
まとめ:ソーダストリームの有償修理で快適な炭酸水ライフを

この記事では、ソーダストリームの有償修理(交換)について、料金や依頼方法、そして修理に出す前のチェックポイントなどを詳しく解説しました。
ソーダストリームの調子が悪いと感じたら、まずはガスシリンダーやボトルの状態など、ご自身で確認できる簡単な対処法を試してみてください。それでも改善しない場合は、メーカーの保証期間を確認しましょう。保証期間内であれば無償交換の対象となる可能性があります。
保証期間が過ぎてしまっている場合は、有償での本体交換が主な選択肢となります。 その際は、有償交換にかかる費用と、新しいモデルへの買い替え費用や機能性を比較検討し、ご自身のライフスタイルに合った最適な方法を選びましょう。
故障は残念な出来事ですが、これを機により新しい便利なモデルを手に入れるチャンスと捉えることもできます。何か不具合があれば、まずは一人で悩まずにソーダストリームのコールセンターや公式サイトに相談することが、快適な炭酸水ライフを取り戻すための第一歩です。



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