「お家で手軽に炭酸水が作れたら便利だな」と考え、ソーダストリームに興味を持っている方は多いのではないでしょうか。いつでも作りたての炭酸水が楽しめる魅力的な製品ですが、やはり気になるのは「年間でどれくらいのコストがかかるの?」という点ですよね。本体価格だけでなく、ガスシリンダーの交換費用など、継続的にかかる費用も気になるところです。
この記事では、ソーダストリームの導入を検討している方のために、気になる年間コストを初期費用とランニングコストに分けて詳しく解説します。さらに、多くの人が比較対象とするペットボトルの炭酸水と比べて、本当にお得なのかをシミュレーションを交えながら徹底的に検証します。コストを抑えるための節約術や、導入前に知っておきたいメリット・デメリットまで網羅しているので、ぜひ最後まで読んで、あなたのライフスタイルにソーダEストリームが合うかどうかの判断材料にしてください。
ソーダストリームの年間コストはどれくらい?内訳を詳しく解説

ソーダストリームを使い始めるには、まず本体を購入するための「初期費用」と、継続して使用するために必要な「ランニングコスト」の2種類の費用がかかります。ここでは、それぞれの費用の内訳を詳しく見ていきましょう。
まずは初期費用!本体モデルごとの価格の違い
ソーダストリームの初期費用は、購入する本体の「スターターキット」の価格です。スターターキットには、基本的に以下のものが含まれています。
- ソーダメーカー本体
- ガスシリンダー60L用 1本
- 専用ボトル 1本
つまり、これを購入すればすぐに炭酸水作りを始められます。本体モデルは、機能やデザインによって価格が異なります。手動で炭酸を注入するシンプルなモデルから、ボタン一つで自動で炭酸を注入してくれる電動モデルまで様々です。
主要モデルの価格帯(スターターキット・税込)
- GAIA(ガイア):約13,200円
- TERRA(テラ):約14,850円
- ART(アート):約19,800円
- DUO(デュオ):約29,700円
手頃なモデルであれば1万円台から、デザイン性や機能性が高いモデルになると3万円を超えるものもあります。 どのモデルを選ぶかによって初期費用は大きく変わりますが、ご自身の予算や使い方、キッチンのデザインに合わせて選ぶのが良いでしょう。例えば、操作の手軽さを重視するならワンタッチでボトルを着脱できる「スナップロック」機能搭載モデルが便利ですし、デザインにこだわりたいならレバー式でおしゃれな「アート」も人気です。
ランニングコストの主役!ガスシリンダーの交換費用
ソーダストリームを使い続ける上で、必ず発生するのがガスシリンダーの交換費用です。これがランニングコストの大部分を占めます。
スターターキットに付属しているガスシリンダーは、約60Lの炭酸水を作ることができます。 これを使い切ったら、空のシリンダーと新しいシリンダーを交換する形で、お得に購入することができます。
- 新規購入用ガスシリンダー(60L):約4,150円(税込)
- 交換用ガスシリンダー(60L):約2,380円(税込)
このように、交換の場合はガス代のみの価格になるため、2回目以降はぐっとコストを抑えられます。交換は、公式サイトのオンラインショップや、ビックカメラ、ヤマダ電機などの大手家電量販店、一部のスーパーマーケットなどで受け付けています。
500mlあたりに換算すると、交換用ガスシリンダーを使えば約19.8円という計算になります。 これは市販のペットボトル炭酸水と比べても非常に経済的と言えるでしょう。毎日1Lの炭酸水を飲む場合、約2ヶ月に1回の頻度でガスシリンダーを交換することになります。
意外と見落としがち?その他の費用(専用ボトル、シロップなど)
ガスシリンダー以外にも、いくつか追加でかかる可能性のある費用があります。
1. 専用ボトルの追加購入・買い替え
スターターキットには通常1本のボトルが付属していますが、家族で使ったり、作り置きしたりする場合には追加のボトルがあると便利です。また、ソーダストリームの専用ボトルには安全に使用するための使用期限があり、多くは製造から2年とされています。 期限が過ぎたボトルは炭酸注入時の圧力に耐えられなくなる可能性があるため、安全のために買い替えが必要です。 ボトルの価格は、サイズや素材(プラスチック製やガラス製など)によって異なりますが、1本あたり1,000円台後半から2,000円台が目安です。
2. フレーバーを楽しむためのシロップ代
ソーダストリームでは、水だけでなく様々なフレーバーの炭酸飲料も楽しめます。公式からはコーラやジンジャーエールなど、多様な種類の専用シロップが販売されています。これらを購入する場合、シロップ代もランニングコストに加わります。もちろん、シロップを使わずにプレーンな炭酸水だけを楽しむのであれば、この費用はかかりません。
これらの費用は必須ではありませんが、より快適に、あるいはより楽しくソーダストリームを使い続けるためには考慮しておくと良いでしょう。
【徹底比較】ペットボトルの炭酸水とソーダストリームのコスト

ソーダストリームの導入を検討する上で最も気になるのが、「ペットボトルの炭酸水を買うのと比べて、本当にお得になるのか?」という点ではないでしょうか。ここでは、具体的なシミュレーションを通して両者のコストを比較し、どちらが経済的かを検証します。
毎日1L飲む場合の年間コストシミュレーション
毎日コンスタントに炭酸水を飲むと仮定して、1年間のコストを計算してみましょう。
【シミュレーションの前提条件】
- 飲む量:毎日1L
- ペットボトル:500mlあたり100円と仮定
- ソーダストリーム:
- 初期費用:15,000円(人気モデル「テラ」を想定)
- ガスシリンダー:交換用(2,380円/60L)を使用
- 水:水道水を使用(コストは僅少なため0円と仮定)
● ペットボトルの年間コスト
毎日1L(500ml×2本)飲む場合
100円/本 × 2本/日 × 365日 = 73,000円/年
● ソーダストリームの年間コスト
【初年度】
- 初期費用:15,000円
- ガスシリンダー代:
- 年間消費量:1L/日 × 365日 = 365L
- 必要なガスシリンダー本数:365L ÷ 60L/本 ≒ 6.1本 → 7本
- スターターキットに1本付属しているので、追加で交換するのは6本
- 交換費用:2,380円/本 × 6本 = 14,280円
- 合計(初年度):15,000円 + 14,280円 = 29,280円/年
【2年目以降】
2年目以降は本体代がかからないため、ランニングコストのみです。
- ガスシリンダー代:
- 年間7本の交換が必要
- 交換費用:2,380円/本 × 7本 = 16,660円/年
【コスト比較表】
| ペットボトル(500ml=100円) | ソーダストリーム(テラ) | |
|---|---|---|
| 初年度コスト | 73,000円 | 29,280円 |
| 2年目以降のコスト | 73,000円 | 16,660円 |
| 初年度の差額 | – | 43,720円お得 |
| 2年目以降の年間差額 | – | 56,340円お得 |
このシミュレーション結果を見ると、毎日1Lの炭酸水を飲む場合、ソーダストリームは初年度からペットボトルを購入するより大幅にコストを抑えられることがわかります。
コストの損益分岐点はどこ?何か月で元が取れる?
次に、初期費用(本体代)をランニングコストの差額で回収できる「損益分岐点」を計算してみましょう。つまり、何か月使えば「元が取れる」のか、という目安です。
【計算方法】
- 1Lあたりのコスト差
- ペットボトル:200円(500ml×2本)
- ソーダストリーム:約39.7円(2,380円 ÷ 60L)
- 差額:200円 – 39.7円 = 160.3円/L
- 元を取るのに必要な炭酸水の量
- 本体価格 15,000円 ÷ 160.3円/L ≒ 93.6L
- 元が取れるまでの期間(毎日1L飲む場合)
- 93.6L ÷ 1L/日 = 約94日(約3か月)
コストだけじゃない!ソーダストリームとペットボトルの比較(メリット・デメリット)
コスト面ではソーダストリームが有利な場合が多いですが、それ以外にもそれぞれメリットとデメリットがあります。総合的に判断するために、以下の表で比較してみましょう。
| 比較項目 | ソーダストリーム | ペットボトル |
|---|---|---|
| メリット | ・500mlあたり約20円と経済的 ・ペットボトルのゴミが激減しエコ ・重いケースを買いに行く手間がない ・いつでも作りたての新鮮な炭酸水が飲める ・炭酸の強さを自分好みに調整できる ・保管スペースを取らない |
・初期費用がかからない ・外出先でも手軽に購入できる ・フレーバーの種類が豊富 ・メンテナンスが不要 |
| デメリット | ・本体購入の初期費用がかかる ・ガスシリンダーの交換手間がある ・本体の設置スペースが必要 ・定期的なボトルの洗浄が必要 ・(一部モデル除き)水以外に炭酸注入不可 |
・1本あたりの単価が高い ・ペットボトルのゴミが多く出る ・ケース買いすると重くて運ぶのが大変 ・買い置きのための保管スペースが必要 ・炭酸が抜けやすい |
このように、ソーダストリームはコスト削減や環境への配慮、利便性の高さが大きな魅力です。 一方で、初期投資やメンテナンスの手間といった側面も考慮する必要があります。ご自身のライフスタイルや価値観と照らし合わせて、どちらがより合っているかを検討することが大切です。
ソーダストリームのコストを抑える!賢い節約術

ソーダストリームをよりお得に、そして楽しく使い続けるためのちょっとしたコツや節約術をご紹介します。ランニングコストを意識することで、年間の費用をさらに抑えることが可能です。
ガスシリンダーを安く手に入れる方法
ランニングコストの大部分を占めるガスシリンダーは、購入方法を工夫することで節約につながります。
1. 公式サイトの「お得便」を利用する
ソーダストリームの公式サイトでは、交換用ガスシリンダーを定期的に届けてくれる「お得便」というサービスがあります。 例えば「お得便2本×3回分」などを利用すると、都度購入するよりも送料や手数料の面でお得になる場合があります。 炭酸水の消費量が多い家庭では、こうしたまとめ買いプランを検討する価値があるでしょう。
2. 家電量販店のポイントやクーポンを活用する
ビックカメラやヨドバシカメラなどの大手家電量販店でもガスシリンダーの交換が可能です。 これらの店舗では、購入時に貯まったポイントを利用したり、会員向けの割引クーポンを使ったりすることで、定価よりも安く手に入れられることがあります。 ポイントの有効期限が迫っている場合などの活用先としてもおすすめです。
3. オンラインモールのキャンペーンを狙う
楽天市場やAmazonなどのオンラインモールでも、公式ショップが出店しています。 これらのモールでは、「お買い物マラソン」や「タイムセール」といったキャンペーンが定期的に開催されます。2本セットなどの商品が販売されていることもあるため、 こうしたタイミングを狙って購入すれば、ポイント還元率がアップし、実質的なコストを下げることができます。
自分好みのフレーバーを!市販のシロップや果汁でアレンジ
公式の専用シロップも美味しいですが、毎回使うとなるとコストがかさむこともあります。そんな時は、市販のアイテムでアレンジするのも一つの手です。
例えば、スーパーや輸入食品店などで手に入る濃縮タイプのドリンクベース(カルピスや紅茶ポーション、各種フルーツシロップなど)を使えば、より手軽に様々なフレーバーウォーターが楽しめます。コストパフォーマンスも良く、自分だけのオリジナルドリンクを作る楽しみも広がります。
さらに、レモンやライム、オレンジといった柑橘類を搾った生の果汁を加えたり、ミントの葉を浮かべたりするだけでも、爽やかで美味しいドリンクになります。季節のフルーツを使って自家製シロップを作るのも素敵ですね。このように工夫次第で、低コストで飽きずに炭酸水ライフを続けることができます。
長く使うためのコツ!本体やボトルのメンテナンス方法
ソーダストリーム本体は、適切に使えば長期間にわたって使用できる製品です。 特別なメンテナンスはあまり必要ありませんが、長く快適に使うためにはいくつかのポイントがあります。
まず、本体のノズル部分(炭酸を注入する部分)は、濡れた布で定期的に拭いて清潔に保ちましょう。また、専用ボトルは使用後に必ず洗浄し、しっかり乾燥させることが大切です。特にプラスチックボトルは、熱に弱いものが多いため食洗機や熱湯での洗浄は避け、ぬるま湯と中性洗剤で優しく手洗いしてください(一部食洗機対応ボトルもあります)。
そして、炭酸を効率よく注入し、ガスの消費を抑えるためには、しっかりと冷やした水を使うのがコツです。 水温が低いほど二酸化炭素が溶け込みやすくなるため、少ないガス量でもしっかりとした炭酸水を作ることができます。冷蔵庫で冷やした水を使うことを習慣にすると、ガスシリンダーの節約にも繋がります。
コスト以外も知りたい!ソーダストリームの魅力と注意点
ソーダストリームの価値は、年間コストがお得になることだけではありません。日々の暮らしを豊かにする様々な魅力がある一方で、導入前に知っておきたい注意点も存在します。ここでは、コスト以外の側面からソーダストリームを深掘りしていきましょう。
ゴミが出ない!環境にやさしいエコな暮らし
ソーダストリームを導入して最も実感できる変化の一つが、ペットボトルのゴミが劇的に減ることです。 これまで炭酸水を購入するたびに出ていた空のペットボトルがなくなり、ゴミ出しの手間やストレスから解放されます。
例えば、毎日1L(500ml×2本)の炭酸水を飲む家庭では、年間で730本ものペットボトルを消費している計算になります。ソーダストリームを使えば、これらのプラスチックごみを削減できるのです。これは、家計だけでなく地球環境にとっても優しい選択と言えるでしょう。近年高まっているエコ意識やサステナブルな暮らしに関心がある方にとって、これは非常に大きなメリットです。
いつでも出来立て!強炭酸も微炭酸も自由自在
ソーダストリームの大きな魅力は、いつでも好きな時に作りたての炭酸水が飲めることです。冷蔵庫にペットボトルのストックがなくても、冷たい水さえあれば数秒でシュワシュワの炭酸水が完成します。急な来客時や、お風呂上がりに「今すぐ飲みたい!」と思った時にもすぐに対応できます。
さらに、多くのモデルでは炭酸の強さを自分好みに調整できるのも嬉しいポイントです。 しっかりとした刺激が欲しい時は長めにガスを注入して強炭酸に、お腹に優しく飲みたい時は軽く注入して微炭酸にと、その日の気分や用途に合わせて自由にカスタマイズ可能です。 例えば、ハイボールには強炭酸、お料理に使うなら微炭酸といった使い分けもできます。この自由度の高さは、市販のペットボトルにはない大きな利点です。
導入前に知っておきたいデメリットや注意点
魅力的なソーダストリームですが、いくつか注意すべき点もあります。購入後に「思っていたのと違った」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
1. 本体の設置スペースが必要
ソーダストリームはコンパクトなモデルが多いですが、それでもキッチンに一定の設置スペースが必要です。 購入を検討しているモデルのサイズ(幅・奥行き・高さ)を事前にチェックし、ご家庭のキッチンに置けるかどうかを確認しておきましょう。特に、電源が必要な電動モデルの場合は、コンセントの位置も考慮する必要があります。
2. ガスシリンダーの交換
ランニングコストの面ではお得ですが、ガスシリンダーが空になったら交換する手間が発生します。 交換は店舗に持ち込むか、オンラインで注文して配送業者に回収してもらう方法があります。この作業を面倒に感じる人もいるかもしれません。予備のガスシリンダーを1本ストックしておくと、ガス切れの際も慌てずに済みます。
3. 水以外への炭酸注入は基本的にNG
多くのソーダストリームのモデルは、安全上の理由から水以外の飲み物(ジュースやワインなど)に直接炭酸を注入することが禁止されています。 もし色々なドリンクで炭酸飲料を作りたい場合は、水で炭酸水を作った後にシロップや果汁を混ぜるようにしましょう。なお、他社製品である「ドリンクメイト」は、ジュースなどにも対応しているモデルがあります。
まとめ:ソーダストリームの年間コストを理解して、お得な炭酸水ライフを!

この記事では、ソーダストリームの年間コストについて、初期費用やランニングコストの内訳から、ペットボトルとの比較、さらには節約術まで詳しく解説してきました。
要点をまとめると以下のようになります。
- 初期費用はモデルによって異なり、約13,000円から30,000円程度が目安です。
- ランニングコストの主役はガスシリンダーで、交換すれば500mlあたり約20円で炭酸水が作れます。
- 毎日1L飲むような炭酸水をよく消費する人なら、初期費用を含めても初年度からペットボトルを買い続けるよりお得になり、約3ヶ月で元が取れるというシミュレーション結果も出ています。
- コスト面だけでなく、ゴミ削減による環境への貢献や、買い物の手間削減、いつでも作りたての味が楽しめるといった生活の質を高めるメリットも大きな魅力です。
もちろん、ガスシリンダーの交換手間や設置場所の確保といった注意点もあります。しかし、炭酸水を飲む頻度が高い方にとって、ソーダストリームは家計にも環境にも優しい、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。 この記事で紹介した情報を参考に、ご自身のライフスタイルと照らし合わせ、ぜひ快適でお得な炭酸水ライフを検討してみてください。



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