炭酸水メーカーは水道水でOK!美味しい作り方から注意点まで

炭酸水

自宅で手軽にできたての炭酸水が楽しめる「炭酸水メーカー」。健康や美容のために炭酸水を飲む習慣がある方や、ハイボールなどお酒が好きな方を中心に人気が高まっています。そんな炭酸水メーカーですが、「使う水は水道水でもいいの?」「美味しく作れるのかな?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、炭酸水メーカーは水道水で問題なく使用できます。 日本の水道水は世界的に見ても水質基準が厳しく、安全性が高いためです。 わざわざミネラルウォーターを買わなくても、蛇口をひねるだけで手軽に炭酸水を作れるのは大きな魅力です。

この記事では、炭酸水メーカーで水道水を使うメリット・デメリットから、より美味しく炭酸水を作るためのコツ、使用上の注意点、そして水道水ユーザーにおすすめのメーカーの選び方まで、詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたもきっと手軽で経済的な炭酸水ライフを始めたくなるはずです。

炭酸水メーカーで水道水は使える?基本を解説

まずは、炭酸水メーカーで水道水を使える理由や、その他にどんな水が使えるのかといった基本的な情報から見ていきましょう。

そもそも炭酸水メーカーとは?

炭酸水メーカーは、水に直接炭酸ガス(二酸化炭素)を注入することで、炭酸水を作る家庭用機器です。 一般的には、本体と、炭酸ガスが入った「ガスシリンダー」、そして水を入れる専用のボトルから構成されています。

使い方はとてもシンプルで、専用ボトルに水を入れて本体にセットし、ボタンやレバーを操作して炭酸ガスを注入するだけ。 数秒でシュワシュワの炭酸水が完成します。 自分で炭酸の強さを調整できるモデルも多く、微炭酸から強炭酸まで好みに合わせて作れるのが魅力です。

水道水を使っても大丈夫!その理由

多くの炭酸水メーカーの公式サイトや取扱説明書では、水道水の使用が認められています。 これは、日本の水道水が厳格な水質基準に基づいて管理されており、そのまま飲んでも健康上の問題がない高い安全性を誇るためです。

また、炭酸水メーカーの仕組みは、水に炭酸ガスを溶け込ませるというシンプルなもの。水道水に含まれるミネラル分は、炭酸の注入を妨げることはほとんどありません。そのため、特別な水を用意しなくても、家庭の水道水で手軽かつ安全に炭酸水を楽しむことができるのです。

炭酸水メーカーで使える水の種類

炭酸水メーカーでは、水道水以外にも様々な種類の水を使用できます。それぞれの特徴を理解して、自分に合った水を選びましょう。

水の種類 特徴 メリット デメリット
水道水 最も手軽で経済的。日本の水道水は軟水が多く、口当たりがまろやか。 コストがほぼかからない。いつでも手軽に使える。 地域によってカルキ臭が気になる場合がある。
浄水 浄水器や浄水ポットで水道水の塩素や不純物を取り除いた水。 カルキ臭がなくなり、よりクリアな味わいになる。 浄水器の導入やフィルター交換のコストがかかる。
ミネラルウォーター 市販されているボトル入りの水。硬水や軟水など種類が豊富。 好みの味やミネラルバランスの水で炭酸水を作れる。 購入コストが高く、ペットボトルのゴミが出る。
ウォーターサーバーの水 ウォーターサーバーから供給される水。冷水がすぐに使える。 冷えているため炭酸が溶け込みやすく、美味しい炭酸水が作りやすい。 サーバーのレンタル料や水のボトル代などランニングコストが高い。
ポイント
コストを最優先するなら水道水、味にこだわるなら浄水がおすすめです。ミネラルウォーターはコストがかさむため、日常的に使うのにはあまり向いていません。

水道水を炭酸水メーカーで使うメリットとデメリット

手軽さが魅力の水道水ですが、実際に炭酸水メーカーで使う上でのメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。

【メリット】コストを大幅に削減できる

水道水を使う最大のメリットは、何と言ってもその経済性です。 炭酸水メーカーを使用した場合、500mlあたりの炭酸水を作るコストは、ガスシリンダー代のみで約20円前後と言われています。 市販のペットボトル炭酸水が1本100円前後することを考えると、その差は歴然です。

例えば、毎日1L(500mlを2本)の炭酸水を飲む場合、以下のようなコスト差が生まれます。

500mlあたりのコスト 1日あたりのコスト(1L) 1年間(365日)のコスト
市販の炭酸水 約100円 約200円 約73,000円
炭酸水メーカー(水道水) 約20円 約40円 約14,600円

このように、年間で約58,400円もの節約に繋がる可能性があります。 飲む量が多い人ほど、その恩恵は大きくなります。

【メリット】ペットボトルのゴミが出ないエコな暮らし

市販の炭酸水を購入し続けると、どうしても空のペットボトルが溜まっていきます。ラベルを剥がして、すすいで、潰して…といったゴミ出しの手間は意外と面倒なものです。

炭酸水メーカーなら、専用ボトルを繰り返し使えるため、ペットボトルのゴミが一切出ません。 これは、ゴミ出しの手間を省けるだけでなく、プラスチックごみの削減に繋がり、環境にも優しい選択と言えるでしょう。

【メリット】重い水を運ぶ手間がなくなる

炭酸水をケースでまとめ買いしている方も多いのではないでしょうか。水は重いため、スーパーから家まで運ぶのは大変な重労働です。また、ネット通販で購入しても、玄関先で受け取ったり、保管場所を確保したりする必要があります。

炭酸水メーカーがあれば、いつでも自宅で作りたての炭酸水が手に入るため、こうした買い物や保管の手間から解放されます。 思い立った時にすぐ飲める手軽さは、一度体験すると手放せなくなる魅力です。

【デメリット】カルキ臭が気になる場合がある

日本の水道水は安全ですが、消毒のために含まれる塩素によって「カルキ臭」と呼ばれる独特の匂いがすることがあります。 普段、水道水を飲み慣れていない方や、匂いに敏感な方は、炭酸水にした際にこのカルキ臭が気になってしまう可能性があります。

ただし、この問題は後述する「美味しく作るためのコツ」で十分に対策することが可能です。

【デメリット】水垢やメンテナンスの手間

水道水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が含まれています。これらが水分が蒸発した後に白く固まったものが「水垢」です。

炭酸水メーカーのボトルやノズル部分に水滴が残ったままだと、水垢が付着しやすくなります。衛生的に使い続けるためには、定期的な洗浄などのメンテナンスが必要です。 とはいえ、これは水道水に限った話ではなく、どんな水を使っても必要なお手入れと言えるでしょう。

水道水で美味しい炭酸水を作るための5つのコツ

水道水のデメリットとして挙げた「カルキ臭」も、少しの工夫で気にならなくなり、市販品に負けない美味しい炭酸水を作ることができます。ここでは、誰でも簡単にできる5つのコツをご紹介します。

1. 水をしっかり冷やす

炭酸ガスは、水の温度が低いほどよく溶け込む性質があります。 ぬるい水で作ると炭酸が弱くなってしまうだけでなく、水の味や匂いも感じやすくなります。

水道水をボトルに入れて、冷蔵庫でしっかりと冷やしてから炭酸を注入しましょう。 これだけで、炭酸のシュワシュワ感が格段にアップし、キリッとした喉ごしの美味しい炭酸水になります。

2. 浄水器や浄水ポットを活用する

カルキ臭がどうしても気になる場合に最も効果的なのが、浄水器浄水ポットを利用することです。 浄水フィルターが水道水に含まれる塩素や不純物を除去してくれるため、雑味のないクリアな味わいの水になります。

浄水器を通した水をしっかり冷やして使えば、水道水特有の匂いはほとんど感じられなくなり、炭酸水そのものの美味しさを存分に楽しめます。 浄水ポットなら比較的安価に導入できるので、味にこだわりたい方はぜひ試してみてください。

3. 備長炭やレモンを活用する

浄水器がなくても、カルキ臭を和らげる方法はあります。

  • 備長炭(びんちょうたん)を入れる
    備長炭には無数の小さな穴が空いており、これが水道水のカルキや不純物を吸着してくれます。 水道水を入れた容器に、よく洗った備長炭を数時間入れておくだけで、水がまろやかになります。
  • レモン汁を数滴加える
    レモンに含まれるビタミンCには、塩素を中和する働きがあります。 炭酸水を作った後にレモン汁を数滴加えるだけで、カルキ臭が軽減され、爽やかな風味がプラスされます。

4. 作った炭酸水はすぐに飲む

炭酸水メーカーで作った炭酸水は、保存料などが含まれていないため、時間が経つと炭酸が抜けやすくなります。一番美味しいのは、やはり作りたての瞬間です。

すぐに飲まない場合でも、専用ボトルのキャップをしっかりと閉めて冷蔵庫で保管し、なるべくその日のうちに飲み切るようにしましょう。炭酸が抜けてしまった場合でも、料理などに活用することができます。

5. シロップやフルーツでアレンジする

もし水道水の味が少し気になったり、味に変化をつけたくなったりしたら、フレーバーシロップやフルーツ、ハーブなどを加えてアレンジするのもおすすめです。

ジンジャーエールやレモンスカッシュ、フルーツソーダなど、自分だけのオリジナルドリンクを作れるのも炭酸水メーカーの醍醐味です。お好みの味付けをすれば、ベースとなる水の味はほとんど気にならなくなります。

炭酸水メーカーで水道水を使う際の注意点

手軽で便利な炭酸水メーカーですが、安全に長く使い続けるためにはいくつか注意点があります。

メーカーの取扱説明書を確認する

ほとんどの炭酸水メーカーは水道水の使用を想定して設計されていますが、念のため、お使いの機種の取扱説明書は必ず確認しましょう。メーカーが推奨していない種類の水(特にお茶やジュースなど糖分を含むもの)を直接炭酸にすると、故障や思わぬ事故の原因になる可能性があります。

一部の機種(例:ドリンクメイトなど)では、水以外のジュースやお酒にも直接炭酸を注入できるものもあります。 このような機能を使いたい場合は、必ず対応機種を選ぶようにしましょう。

定期的な洗浄とメンテナンスを怠らない

衛生的に使用するため、専用ボトルは使用ごとに洗浄するのが基本です。 特に飲み口は直接口をつける部分なので、清潔に保ちましょう。ボトルの洗浄方法は、食洗機に対応しているものと手洗いのみのものがあるので、こちらも取扱説明書の指示に従ってください。

また、炭酸ガスを注入するノズル部分も、定期的に濡らした布などで拭き掃除をすると、水垢の付着を防ぎ、長く清潔に使い続けられます。

水以外の液体を直接炭酸にしない(対応機種を除く)

先述の通り、水専用のモデルにジュースや牛乳、お酒などを入れて炭酸を注入するのは絶対にやめましょう。 糖分やその他の成分がノズル内で固まったり、吹きこぼれて内部に入り込んだりして、故障の大きな原因となります。

フレーバーを加えたい場合は、必ず炭酸水を作ったに、グラスに注いでからシロップなどを混ぜるようにしてください。

水道水ユーザーにおすすめの炭酸水メーカーの選び方

これから炭酸水メーカーの購入を検討している方へ、水道水で使うことを前提とした選び方のポイントを解説します。

コストパフォーマンスで選ぶ(本体価格・ガスシリンダー代)

水道水を使う大きな目的の一つがコスト削減なので、ランニングコストは重要な選択基準です。炭酸水メーカーのランニングコストは、主に交換用のガスシリンダー代です。

  • ガスシリンダーの方式
    主流は「シリンダー式」で、1本で約60Lの炭酸水を作れるものが一般的です。 カートリッジ式よりも交換頻度が少なく、1Lあたりのコストも安く抑えられます。
  • ガスシリンダーの入手しやすさ
    ガスシリンダーは空になったら交換が必要です。家電量販店やメーカー公式サイトなどで手軽に交換できるかどうかも確認しておきましょう。

本体価格が安くても、ガスシリンダーのコストが高かったり、入手しにくかったりすると、結果的に割高になってしまう可能性があるので注意が必要です。

機能性で選ぶ(炭酸の強さ調節・注入方法など)

炭酸水メーカーには、様々な機能を持つモデルがあります。

  • 炭酸の強さ調節
    手動式はボタンを押す回数や長さで好みの強さに調節できるモデルが多く、微炭酸から強炭酸まで作り分けたい方におすすめです。 電動式はボタン一つで設定された強さの炭酸水が自動で作れるため、毎回安定した品質を求める方に適しています。
  • ボトルの着脱方法
    昔ながらのねじ込み式のほか、最近ではワンタッチで簡単にボトルを着脱できるモデルも増えています。 力に自信がない方や、より手軽に使いたい方は、ワンタッチ式のモデルが便利です。

デザインやサイズで選ぶ

炭酸水メーカーはキッチンに出しっぱなしにすることが多い家電なので、デザインも大切なポイントです。キッチンのインテリアに馴染む、おしゃれなデザインのモデルも多数販売されています。

また、設置スペースも考慮して、本体のサイズ(幅・奥行き・高さ)を確認しておきましょう。電源不要の手動式モデルなら、コンセントの場所を気にせずどこにでも置けるメリットがあります。

お手入れのしやすさで選ぶ

長く清潔に使い続けるためには、お手入れのしやすさも重要です。専用ボトルが食洗機に対応しているか、パーツが少なく洗いやすい構造か、といった点もチェックしておくと良いでしょう。

まとめ:炭酸水メーカーと水道水で手軽にエコな炭酸ライフを

この記事では、「炭酸水メーカーは水道水で使えるのか?」という疑問にお答えし、そのメリット・デメリットから美味しい作り方のコツ、選び方までを解説しました。

【この記事のポイント】

  • 炭酸水メーカーは水道水で問題なく使える
  • 水道水を使うとコスト削減、ゴミ削減、買い物の手間削減という大きなメリットがある
  • カルキ臭が気になる場合は、水を冷やしたり、浄水器を使ったりすることで美味しく作れる
  • 安全に使うためには取扱説明書の確認定期的なメンテナンスが重要
  • メーカーを選ぶ際はコスト、機能、デザイン、手入れのしやすさをチェックする

炭酸水メーカーと自宅の水道水を組み合わせることで、経済的かつ環境に優しく、いつでも好きな時に作りたての炭酸水を楽しむことができます。ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの一台を見つけて、快適な炭酸水ライフをスタートさせてみてはいかがでしょうか。

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