自宅で手軽に炭酸水が作れるソーダストリーム。毎日のように愛用している方も多いのではないでしょうか。しかし、いつも聞こえるはずの「プシュー」という音が急にしなくなると、「あれ、故障かな?」と不安になりますよね。炭酸が弱かったり、まったく作れなかったりすると、せっかくのリフレッシュタイムが台無しです。でも、慌てないでください。その症状、実は簡単な確認やお手入れで直ることがほとんどなのです。
この記事では、ソーダストリームから「プシュー」という音がしなくなる主な原因から、ご自身で今すぐ試せる具体的な対処法まで、一つひとつ丁寧に解説していきます。ガスシリンダーのチェック方法から、意外と見落としがちなボトルのセット方法まで、この機会に正しい使い方を再確認してみましょう。それでも解決しない場合の問い合わせ先もご紹介しますので、安心して読み進めてくださいね。
ソーダストリームがプシューとならない!考えられる主な原因

いつものようにソーダストリームを使おうとしたのに、「プシュー」という軽快な音が聞こえない。そんな時、まず考えられる原因はいくつかあります。多くの場合、故障ではなく、ガスシリンダーやその周辺のセッティングに問題があることがほとんどです。慌てて修理に出す前に、まずは落ち着いて原因を探ってみましょう。
ガスシリンダーの残量不足・空
ソーダストリームは、ガスシリンダー内の炭酸ガス(二酸化炭素)を水に注入して炭酸水を作ります。そのため、ガスがなければ当然「プシュー」という音はせず、炭酸水を作ることはできません。
ガスシリンダー1本で約60Lの炭酸水が作れるとされていますが、これはあくまで目安です。 炭酸の強さをお好みで強くしている方や、使用頻度が高いご家庭では、思ったよりも早くガスを消費している可能性があります。 「まだ交換したばかりなのに」と思っていても、一度確認してみることをおすすめします。特に、炭酸注入時の音がだんだん小さくなってきた、泡の出が悪くなったと感じる場合は、ガス切れが近いサインかもしれません。
ガスシリンダーの取り付けが緩い
ガスシリンダーの残量が十分にあるにもかかわらずガスが出ない場合、シリンダーの取り付けが緩んでいる可能性が考えられます。取り付けが甘いと、本体とシリンダーの接続部分に隙間ができてしまい、ガスがうまく供給されません。
特に、ガスシリンダーを交換した直後に「プシュー」と鳴らなくなった場合は、このケースを疑ってみましょう。 手で軽く回しただけでは、しっかりと締まっていないことがあります。「もう回らない」と感じるまで、しっかりとねじ込む必要があります。 また、ソーダストリームのモデルによっては、ねじ込み式ではなくワンタッチで装着するピンク色の「クイックコネクトガスシリンダー」を採用しているものもあります。 このタイプの場合も、カチッと音がするまでしっかりと押し込まれているか確認することが大切です。
本体とボトルがしっかり接続されていない
ガスシリンダーと同様に、水を入れた専用ボトルが本体に正しく取り付けられていないことも原因の一つです。ボトルと本体の接続が不十分だと、炭酸ガスを注入するノズルとの間に隙間が生まれ、ガスが水の中に注入されずに外に漏れてしまうことがあります。
この場合、「プシュー」という音はするものの、いつもより音が弱かったり、ボトルの外にガスが漏れるような音が聞こえたりすることがあります。 また、炭酸がうまく作れないだけでなく、ノズルの周りから水が溢れてくる原因にもなりかねません。 ボトルを差し込む角度が斜めになっていないか、奥までしっかりと装着されているか、今一度確認してみてください。特にスナップロック機能(ボトルを押し込むだけで装着できる機能)があるモデルでは、カチッと手応えがあるまで押し込むことが重要です。
ボトルに入れる水の量が適切でない
意外と見落としがちなのが、ボトルに入れる水の量です。ソーダストリームの専用ボトルには、必ず水位線(フィルライン)が記されています。この線を超えて水を入れてしまうと、炭酸ガスを注入するためのスペース(ヘッドスペース)が不足してしまいます。
ヘッドスペースが足りないと、ガスが効率よく水に溶け込まず、うまく炭酸水が作れません。 それだけでなく、注入時に行き場を失った水とガスがボトルから吹きこぼれてしまう危険性もあります。 安全に、そして美味しく炭酸水を作るためにも、ボトルに入れる水の量は必ず守るようにしましょう。逆に、水の量が少なすぎても効率的な炭酸注入の妨げになることがあるため、常に水位線を目安にすることをおすすめします。
本体内部の不具合や故障
これまで挙げた原因を確認しても症状が改善しない場合、残念ながら本体内部の不具合や故障の可能性も考えられます。 例えば、ガスを注入するためのボタンやレバーの機械的な故障、内部のパッキンの劣化やズレ、ガスが通る管の詰まりなどが考えられます。
特に、「ボタンを押しても手応えがない」「ボタンから指を離してもガスが出続ける」「本体の隙間からガスが漏れる音がする」といった症状が見られる場合は、内部で何らかのトラブルが起きている可能性が高いです。 こうした症状が出た場合は、ご自身で分解や修理を試みるのは絶対にやめてください。 状態を悪化させてしまったり、保証の対象外になったりする恐れがあります。速やかにメーカーのカスタマーサポートに連絡し、指示を仰ぎましょう。
まずは自分で試せる!「プシュー」音を取り戻すための対処法
ソーダストリームから「プシュー」という音がしなくなっても、すぐに故障と決めつけるのは早計です。多くの場合、ご家庭でできる簡単なチェックで問題が解決します。ここでは、誰でもすぐに試せる対処法を4つのステップに分けてご紹介します。順番に確認していきましょう。
【ステップ1】ガスシリンダーを確認する
1. 残量の確認
ガスシリンダーが空になっていないかを確認します。残量を目で見ることはできませんが、交換時期の目安を知る方法はいくつかあります。
- 音で判断する: 炭酸注入時の「プシュー」という音が弱々しくなったり、短くなったりしたら交換のサインです。
- 重さで判断する: 新品のガスシリンダーは約1.1kg〜1.2kgあります。使い終わった空の状態では約800gになります。 持った時に明らかに軽くなったと感じたら、残量が少ない可能性が高いです。キッチンスケールで測ってみるのも確実な方法です。
- 炭酸の効き具合で判断する: いつもと同じように作っても炭酸が弱く感じたら、ガスが少なくなっている証拠です。
もしガスが空のようであれば、新しいガスシリンダーに交換してください。
2. 取り付けの再確認
ガスシリンダーの残量に問題がない場合は、一度本体から取り外し、再度取り付け直してみましょう。
- ねじ込み式(ブルーシリンダー)の場合: まっすぐに差し込み、時計回りに「これ以上回らない」というところまで、手でしっかりと締め直してください。
- ワンタッチ式(ピンクシリンダー)の場合: レバーを上げてシリンダーをセットし、カチッと音がするまでレバーをしっかりと下げてください。
この締め直し作業だけで、あっさり問題が解決することも少なくありません。
【ステップ2】ボトルと水の量を見直す
次に、炭酸水を作るための専用ボトルと、その中に入れる水の状態を確認します。
1. 水の量をチェック
専用ボトルに水を入れる際は、必ずボトルに表示されている水位線(フィルライン)を守ってください。 水が多すぎると炭酸ガスが入るスペースがなくなり、水漏れや故障の原因になります。 逆に少なすぎても効率よく炭酸が注入できません。毎回、正しい量を入れる習慣をつけましょう。
2. 水の温度をチェック
ソーダストリームで炭酸水を作る際は、よく冷えた水を使用するのが基本です。なぜなら、水の温度が低いほど二酸化炭素が溶け込みやすくなるからです。常温の水やぬるま湯を使うと、炭酸が弱くなるだけでなく、ガス注入時に水が吹きこぼれやすくなることがあります。冷蔵庫でしっかりと冷やした5℃以下の水を使うのが理想的です。
3. 使用する液体をチェック
ソーダストリームは水専用です。ジュースやシロップ、お酒などをボトルに入れて直接炭酸を注入することは絶対にやめてください。 糖分や添加物が本体内部に入り込み、故障や衛生上の問題を引き起こす原因となります。フレーバーは、必ず炭酸水を作った後に加えるようにしましょう。
【ステップ3】本体とボトルの接続を確認する
ガスシリンダーとボトルが完璧でも、両者をつなぐ本体との接続がうまくいっていなければ意味がありません。ボトルが正しくセットされているかを確認しましょう。
1. ボトルの取り付けを再確認
一度ボトルを本体から取り外し、再度セットし直します。
- ねじ込み式のモデル: ボトルを斜めにせず、まっすぐ差し込み、しっかりとねじ込みます。
- スナップロック式のモデル: ボトルを斜め手前に傾けてから、カチッと音がして固定されるまで奥に押し込みます。
この時、ボトルがグラグラせず、しっかりと固定されていることを確認してください。 わずかな傾きや差し込み不足が、ガス漏れの原因になることがあります。
2. 対応ボトルかを確認
ソーダストリームのボトルには、使用期限が印字されています。 古くなったボトルは素材が劣化し、炭酸ガスの圧力に耐えられなくなる可能性があるため、期限を守って交換しましょう。また、お使いのソーダストリームのモデルに対応した専用ボトルを使用しているかも確認してください。非対応のボトルを使うと、うまく接続できずガス漏れや破損につながる恐れがあります。
【ステップ4】ノズル周りを掃除する
毎日使っていると、炭酸ガスを注入するノズルの先端に水垢や汚れが付着することがあります。この汚れがガスの噴射を妨げている可能性も考えられます。
1. ノズルの清掃
まず、ガスシリンダーとボトルを本体から取り外してください。その後、清潔な濡れ布巾や柔らかいブラシを使って、本体から下に伸びているノズルの先端部分を優しく拭き掃除します。洗剤を使う場合は、よく洗い流し、完全に乾かしてから使用を再開してください。
2. 本体全体の拭き掃除
ノズルだけでなく、ボトルを装着する周辺や本体表面も定期的に清掃し、清潔に保つことを心がけましょう。特に、炭酸注入時に水が少しこぼれてしまった場合などは、糖分を含まない水であっても放置せず、すぐに拭き取ることが大切です。
ガスシリンダーの正しい取り扱いと交換の目安

ソーダストリームの心臓部ともいえるガスシリンダー。この取り扱いを正しく理解することが、「プシュー」という快適な音を長く楽しむためのポイントです。取り付け方から交換時期の見極め方、そしてお得な交換方法まで詳しく見ていきましょう。
正しいガスシリンダーの取り付け方
ガスシリンダーの取り付けは、とても簡単ですが、確実に行うことが重要です。取り付けが甘いとガス漏れやガスが出ない原因になります。 シリンダーの種類によって方法が異なりますので、お使いのタイプを確認してください。
【ブルーシリンダー(ねじ込み式)の場合】
- 本体の背面カバーを外します。
- ガスシリンダーの保護キャップを外します。
- 本体下部の穴にガスシリンダーを差し込み、時計回りに回らなくなるまでしっかりとねじ込みます。 この時、工具などは使わず、必ず手で締めてください。
- 背面カバーを元に戻します。
【ピンクシリンダー(クイックコネクト式)の場合】
- 本体の背面カバーを外します。
- シリンダーホルダーのピンク色のレバーを上げます。
- ガスシリンダーの保護フィルムとキャップを外します。
- シリンダーの底を本体に入れ、そのまままっすぐシリンダーホルダーにセットします。
- ピンク色のレバーを「カチッ」と音がするまでしっかりと下げて固定します。
- 背面カバーを元に戻します。
ガスシリンダーの交換時期を見極めるサイン
ガス残量は外から見えないため、交換時期を知らせるいくつかのサインに気づくことが大切です。
| サインの種類 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 音の変化 | 炭酸注入時の「プシュー」という音が弱々しく、短くなる。 |
| 炭酸の弱さ | いつも通りにボタンを押しても、微炭酸にしかならない。 |
| 重さの変化 | シリンダーを持った時に明らかに軽くなったと感じる。新品時約1.2kg→空の時約0.8kgが目安。 |
| ボタンの感触 | (一部のモデルで)ボタンが下がったまま戻りにくくなる。 |
これらのサインが見られたら、ガスシリンダーの交換時期です。予備のガスシリンダーを1本用意しておくと、ガスが切れても慌てずに済みます。
ガスシリンダーの購入・交換方法
使い終わったガスシリンダーは、不燃ごみや粗大ごみとして捨てることはできません。 ソーダストリーム社に返却し、新しいシリンダーと交換する仕組みになっています。 交換方法は主に3つあります。
- 取扱店舗で交換する
家電量販店やスーパーなど、ソーダストリームの取扱店に空のシリンダーを持っていくと、その場で充填済みのシリンダーと交換で購入できます。すぐに手に入るのが最大のメリットです。 - 公式サイトやオンラインショップで交換する
ソーダストリームの公式サイトや、Amazon、楽天などのオンラインショップでも交換用シリンダーを購入できます。 新しいシリンダーが届いたら、配送業者が同時に空のシリンダーを回収してくれるサービスが多く、自宅で完結できる手軽さが魅力です。公式サイトの「お得便」などを利用すると、さらにお得に購入できる場合があります。 - 新規で購入する
予備のシリンダーを手元に置いておきたい場合は、「交換用」ではなく「新規購入用」のシリンダーを購入します。価格は交換用よりも高くなりますが、常にストックがある安心感が得られます。
自分に合った方法で、ガスを切らさないように上手に運用しましょう。
それでも解決しない場合に考えられること
これまでの対処法をすべて試しても「プシュー」という音が戻らない場合、本体に何らかの問題が発生している可能性があります。ご自身での判断が難しい場合は、無理せず専門家のサポートを頼ることが大切です。ここでは、故障が疑われる症状や、その際の問い合わせ方法について解説します。
本体の故障が疑われる症状
セルフチェックで改善が見られない場合、以下のような症状が出ていないか確認してみてください。これらは本体の故障を示唆している可能性があります。
- ボタンを押しても全く反応がない、または固くて押せない
ガスシリンダーやボトルの装着に問題がないのにボタンが機能しない場合、内部のメカニズムに不具合があるかもしれません。 - ボタンから指を離しても、ガスが「シュー」と出続けて止まらない
内部のバルブやパッキンが正常に機能していない可能性があります。危険ですので、すぐにガスシリンダーを取り外してください。 - 本体とガスシリンダーの接続部分や、本体の隙間からガスが漏れる音がする
内部のパッキンが劣化・破損していることが考えられます。ガス漏れは非常に危険なため、直ちに使用を中止してください。 - 炭酸注入時に、ボトルの装着部分以外から水が漏れてくる
内部のチューブの破損や、部品のズレなどが原因として考えられます。
これらの症状が見られた場合は、ご自身で分解しようとせず、速やかに使用を中止してください。
カスタマーサポートへの問い合わせ方法
自分で解決できない問題や故障が疑われる場合は、ソーダストリームのカスタマーサポートに連絡しましょう。問い合わせ方法は、電話または公式サイトの問い合わせフォームの2種類があります。
電話番号: 0120-286-230(フリーダイヤル)
受付時間: 9:00~17:00(月~金、祝日・年末年始を除く)
電話で問い合わせる際は、スムーズに状況を伝えられるよう、事前に以下の情報を手元に準備しておくと良いでしょう。
- 製品モデル名(本体の底面や背面に記載されています)
- 購入時期と購入場所
- 保証書の有無
- 発生している具体的な症状(いつから、どのような状況で発生したか)
- これまで試した対処法
公式サイトの問い合わせフォームは24時間送信可能ですが、返信は営業時間内となります。
修理や買い替えの検討
カスタマーサポートに連絡し、製品の状態を伝えると、保証期間内であれば無償での修理や交換対応をしてもらえる場合があります。 保証期間はモデルによって異なりますが、通常2年間です。保証を受けるためには保証書や購入証明(レシートや注文履歴メールなど)が必要になるので、大切に保管しておきましょう。
一方で、保証期間が過ぎている場合、基本的には有償での修理は行っておらず、本体の買い替えを提案されることが多いようです。 ただし、状況によっては特別価格での買い替え案内があるケースも報告されています。
長年使用しているモデルであれば、これを機に新しい機能が搭載された最新モデルへの買い替えを検討するのも一つの選択肢です。自分のライフスタイルに合った新しいソーダストリームで、再び快適な炭酸水ライフを始めるのも良いかもしれません。
ソーダストリームを長く快適に使うためのコツ
ソーダストリームは、日々のちょっとした心がけで、より長く快適に使い続けることができます。トラブルを未然に防ぎ、いつでも美味しい炭酸水を楽しむための簡単なコツをご紹介します。これらのポイントを習慣にして、あなたのソーダストリームを大切にしてあげましょう。
炭酸注入時の注意点
美味しい炭酸水を作るための基本であり、本体への負担を減らすことにもつながる重要なポイントです。
- 必ず冷水を使う: 何度も触れていますが、これは最も大切なポイントの一つです。水の温度が低いほどガスが溶け込みやすく、少ないガス量で効率的に炭酸水が作れます。 これはガスシリンダーの節約にも繋がります。
- ボタンの押し方: 炭酸を注入する際は、ボタンを短く「プシュッ、プシュッ」と断続的に押すのがコツです。一度に長く押し続けると、ガスがうまく水に溶け込まずに抜けてしまったり、吹きこぼれの原因になったりします。ブザー音が鳴るタイプのモデルは、その音を目安にしましょう。
- 水以外は注入しない: ジュースやアルコール類への直接の炭酸注入は絶対に避けてください。 糖分や添加物がノズルや内部で固まり、詰まりや故障の大きな原因となります。
これらの基本的な使い方を守ることが、故障を防ぐ第一歩です。
定期的なお手入れの重要性
清潔な状態を保つことは、衛生面だけでなく、マシンの性能を維持するためにも不可欠です。
- 本体の拭き掃除: 炭酸水を作った後は、本体やノズル周りを濡れた布でさっと拭く習慣をつけましょう。特に水がはねてしまった場合は、そのまま放置せず、すぐに拭き取ることが大切です。
- 専用ボトルの洗浄: 専用ボトルは定期的に洗浄し、清潔に保ちましょう。ほとんどのボトルは食洗機に対応していませんが、一部対応可能なボトルもありますので、お使いのボトルの注意書きを確認してください。 洗浄後は、しっかりと乾かしてから使用・保管することがカビや臭いを防ぐポイントです。ボトルには使用期限があることも忘れないようにしましょう。
難しいメンテナンスは必要ありません。日々の「ついで掃除」を心がけるだけで、ソーダストリームは長持ちします。
保管場所と環境のポイント
ソーダストリーム本体やガスシリンダーの保管場所も、パフォーマンスに影響を与えることがあります。
- 直射日光や高温を避ける: 本体やガスシリンダーは、直射日光が当たる場所や、コンロの近くなどの高温になる場所を避けて保管してください。 特にガスシリンダーは高圧ガスを使用しているため、温度管理は安全上非常に重要です。
- 安定した場所に置く: ソーダストリームを使用する際は、必ず平らで安定した場所に置いてください。不安定な場所での使用は、転倒による破損や事故の原因となります。
- ガスシリンダーを冷やしすぎない: 炭酸注入には冷水が適していますが、ガスシリンダー自体を冷蔵庫などで冷やしすぎる必要はありません。 極端に冷やすとガスの出が悪くなるという報告もあります。常温での保管が基本です。
これらの簡単なコツを実践するだけで、ソーダストリームの「プシュー」という元気な音を長く聞くことができるはずです。
まとめ:ソーダストリームがプシューとならない問題は焦らず原因究明を

今回は、ソーダストリームから「プシュー」という音がしなくなった時の原因と対処法について、詳しく解説しました。
多くの場合、ガスシリンダーのガス切れや取り付けの緩み、ボトルのセットミスといった、ごく基本的な見落としが原因です。故障だと慌てる前に、まずは以下のポイントを順番に確認してみてください。
- ガスシリンダーの残量と取り付け状態
- ボトルに入れる水の量と温度
- ボトルが本体にしっかり装着されているか
- ノズル周りに汚れが付着していないか
これらのセルフチェックで、ほとんどのケースは改善するはずです。日頃から正しい使い方と簡単なお手入れを心がけることが、トラブルを未然に防ぎ、ソーダストリームを長く愛用する秘訣です。
それでも症状が改善しない場合は、無理に自分で分解しようとせず、速やかにソーダストリームのカスタマーサポートに相談しましょう。この記事が、あなたの快適な炭酸水ライフを取り戻すための一助となれば幸いです。



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