ドリンクメイト 650を徹底解説!使い方から口コミ、シリーズ620との違いまで

炭酸水

自宅で手軽に作りたての炭酸飲料が楽しめることで人気の炭酸水メーカー「ドリンクメイト」。その中でも2024年5月に登場した新モデル「シリーズ650」は、これまでのモデルの魅力を受け継ぎつつ、さらに使いやすさが向上した注目の機種です。

この記事では、そんなドリンクメイト 650の購入を検討している方や、どのモデルにしようか迷っている方のために、その特徴や基本的な使い方、メリット・デメリット、そして気になる口コミまで、あらゆる情報を分かりやすく解説していきます。

特に、人気の高い旧モデル「シリーズ620」との違いについても詳しく比較しますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたにぴったりの一台を見つけてください。

ドリンクメイト シリーズ650とは?進化したオートマチックモデル

ドリンクメイトは、家庭で簡単に炭酸水や炭酸飲料を作れる人気のブランドです。 その中でも「シリーズ650」は、2024年5月に発売された最新の非電動オートマチックモデルで、多くの魅力的な機能を備えています。 これまでのモデルで好評だった機能はそのままに、より使いやすくスタイリッシュに進化した一台と言えるでしょう。

水以外の飲み物にも炭酸を直接注入できるのが最大の特徴

ドリンクメイトの最大の魅力は、なんといっても水以外のさまざまな飲み物に直接炭酸を注入できる点です。 例えば、以下のような楽しみ方ができます。

  • ジュース類: オレンジジュースやリンゴジュースが、しゅわしゅわのスパークリングジュースに大変身。
  • お酒類: 白ワインに炭酸を加えれば、手軽にスパークリングワインが楽しめます。日本酒や焼酎も、いつもと違った味わいに。
  • お茶やコーヒー: 紅茶やコーヒーも炭酸を加えることで、新感覚のドリンクとして楽しむことができます。
  • 気の抜けた炭酸飲料の復活: 飲み残して気の抜けてしまったコーラやビールも、再び炭酸を注入してしゅわしゅわ感を蘇らせることが可能です。

これは、ドリンクメイト独自の「インフューザー」という部品が取り外して丸洗いできる構造になっているためです。 これにより、飲み物の匂い移りを気にすることなく、衛生的に使用し続けることができます。

洗練されたデザインと進化した操作性

ドリンクメイト 650は、これまでのモデルからデザインを一新し、よりスタイリッシュな外観になりました。 カラーはホワイトとブラックの2色展開で、どんなキッチンにも馴染みやすいのが嬉しいポイントです。

操作面では、従来のボタン式からレバー式に変更された点が大きな進化です。 上部のダイヤルで4段階(微炭酸~強炭酸)から好みの炭酸濃度を設定し、あとはレバーを下げるだけで自動的に炭酸が注入される仕組みになっています。 これにより、誰でも毎回同じ強さの炭酸飲料を簡単に作れるようになりました。

さらに、ガスシリンダーの取り付けも、ねじ込み式から置くだけでセットできるワンタッチ式になり、交換の手間が大幅に軽減されています。 力の弱い方でも簡単に扱えるようになったのは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

シリーズ620との違いは?どちらを選ぶべきか

ドリンクメイトの購入を検討する際、よく比較対象となるのが人気の旧モデル「シリーズ620」です。 どちらも水以外の飲料に対応し、4段階の炭酸濃度設定が可能という基本機能は同じですが、いくつかの重要な違いがあります。

機能/項目 シリーズ650(新モデル) シリーズ620(旧モデル)
炭酸注入の操作 レバー式 ボタン式
ガスシリンダー装着 ワンタッチ式 ねじ込み式
デザイン 丸みを帯びたデザイン 四角いデザイン
価格 19,800円(税込)前後 18,568円(税込)前後

シリーズ650がおすすめな人

  • より簡単な操作性を求める方(レバー式、ワンタッチ装着)
  • 最新モデルのデザインが好みの方

シリーズ620がおすすめな人

  • 少しでも価格を抑えたい方
  • ボタン式の操作に慣れている、または好みの方

基本的な炭酸飲料を作る機能に大きな差はないため、操作のしやすさやデザイン、価格のバランスを考えて選ぶのが良いでしょう。 しかし、これからの購入であれば、使い勝手が向上している最新モデルのシリーズ650がよりおすすめと言えます。

ドリンクメイト 650の基本的な使い方【簡単4ステップ】

ドリンクメイト 650の使い方は非常にシンプルです。 ここでは、初めての方でも迷わないように、4つのステップに分けて分かりやすく解説します。

STEP1:ガスシリンダーの取り付け

まず、本体背面のカバーを外し、ガスシリンダーを取り付けます。シリーズ650はワンタッチ式なので、シリンダーを所定の位置に置いて、上からマシンヘッドを被せるだけで簡単に装着できます。

シリンダーには、標準の60L用と、大容量の142Lマグナムガスシリンダーの2種類があり、シリーズ650はどちらのサイズにも対応しています。 コストパフォーマンスを重視するなら、マグナムガスシリンダーがおすすめです。

シリンダーを取り付ける際は、本体が安定した平らな場所に置かれていることを確認してください。 また、ガスが漏れる可能性があるため、インフューザーの取り付け部が上を向いた状態で作業を行うようにしましょう。

STEP2:ボトルに飲み物を入れて本体にセット

次に、専用ボトルにお好みの飲み物を入れます。ボトルには水位線の記載があり、水の場合は上の線(850ml)、ジュースなど水以外の飲料の場合は下の線(350ml)までを目安に入れてください。 炭酸を効率よく注入するために、あらかじめ飲み物を冷蔵庫でよく冷やしておくのがポイントです。

飲み物を入れたら、「インフューザー」と呼ばれる専用の蓋をボトルにしっかりと取り付けます。 その後、インフューザーを本体のマシンヘッドに差し込み、カチッと音がするまで回してセットします。最後に、ボトルを本体側に倒して水平になるように固定すれば準備完了です。

STEP3:炭酸の注入とガス抜き

本体上部にあるダイヤルを回して、お好みの炭酸の強さを4段階から選びます。 設定が決まったら、本体横のガス注入レバーを下までしっかりと押し下げてください。 すると、設定した強さに合わせて自動で炭酸ガスが注入されます。

もし、設定した濃度よりもさらに強い炭酸にしたい場合は、レバーを短く数回押すことで「追い炭酸」をすることも可能です。

炭酸の注入が終わったら、ボトルを本体から外す前に必ずガス抜きを行います。インフューザーの上部にある銀色のレバーをゆっくりとスライドさせて、「シュー」という音がなくなるまでガスを抜きます。 この作業を怠ると、ボトル内の圧力で中身が噴き出したり、インフューザーが固くて開けられなくなったりする危険があるので、必ず行ってください。

STEP4:洗浄とお手入れ方法

使用後のボトルとインフューザーは、その都度洗浄してください。 洗浄の際は、食洗機の使用は避け、ぬるま湯と中性洗剤で手洗いしましょう。 ボトルの耐熱温度は40℃なので、熱湯消毒は変形の原因となるため絶対に行わないでください。

特に水以外の飲料(ジュースやお酒など)に使用した場合は、糖分などがノズルに詰まるのを防ぐため、インフューザーのノズル先端部分も取り外して念入りに洗浄することが推奨されています。

本体が汚れた場合は、水で湿らせた柔らかい布で拭き取ってください。 定期的なお手入れをすることで、いつでも衛生的に、そして長く愛用することができます。

ドリンクメイト 650のメリット・デメリットを正直レビュー

手軽に自家製炭酸飲料が楽しめるドリンクメイト 650ですが、購入後に「思っていたのと違った」と後悔しないために、良い点(メリット)だけでなく、少し気になる点(デメリット)もしっかりと把握しておくことが大切です。

メリット:経済的で環境にも優しい

毎日ペットボトルの炭酸水を購入している場合、ドリンクメイトを導入することでランニングコストを大幅に抑えることができます。 特に大容量のマグナムガスシリンダー(142L)を使用した場合、500mlあたりの炭酸水コストは約14円〜20円程度となり、市販のペットボトルよりもかなり経済的です。

また、繰り返し使える専用ボトルを使用するため、ペットボトルのゴミが一切出なくなります。 ゴミ出しの手間が省けるだけでなく、プラスチックごみの削減にもつながり、環境に配した生活を送ることができます。これは、SDGsに関心が高い方にとっても大きなメリットと言えるでしょう。

メリット:自分好みの炭酸飲料が無限に作れる

ドリンクメイト 650の大きな魅力は、その自由度の高さです。ダイヤル一つで微炭酸から強炭酸まで4段階の調整が可能なので、その日の気分や飲む人に合わせて最適な炭酸の強さに設定できます。

さらに、前述の通り水だけでなくジュースやお酒など、さまざまな飲み物に炭酸を加えられるため、楽しみ方は無限大です。 市販では見かけないオリジナルドリンクを作ったり、ホームパーティーで珍しいスパークリングドリンクを振る舞ったりと、日常のドリンクタイムをより豊かで楽しいものにしてくれます。来客時に話題になること間違いなしです。

デメリット:初期費用と設置スペースが必要

ドリンクメイトを利用し始めるには、本体とガスシリンダーがセットになったスターターキットを購入する必要があり、約2万円前後の初期費用がかかります。 長期的に見れば経済的ですが、最初にまとまった出費が必要になる点はデメリットと感じるかもしれません。

また、本体をキッチンなどに常設するためのスペースも確保する必要があります。ドリンクメイト 650の本体サイズは、幅160mm × 奥行280mm × 高さ444mmです。 電源は不要なのでコンセントの近くに置く必要はありませんが、購入前には必ず設置したい場所に十分なスペースがあるかを確認しておきましょう。

デメリット:ガスシリンダーの交換・管理

炭酸ガスがなくなったら、ガスシリンダーを交換する必要があります。 ドリンクメイトのガスシリンダーは、使用済みの空のシリンダーと充填済みの新しいシリンダーを交換するシステムです。 家電量販店などの取扱店に空のシリンダーを持参して交換購入するか、オンラインショップで交換手続きを行います。

この交換作業を「面倒」と感じる方もいるかもしれません。 また、使い終わったガスシリンダーは法律によりゴミとして廃棄することができないため、適切に交換・返却する必要があります。 予備のシリンダーを一本用意しておくと、ガスが切れた時にも慌てずに済むのでおすすめです。

ドリンクメイト 650の口コミ・評判をチェック

実際にドリンクメイト 650を使用している人たちは、どのように感じているのでしょうか。ここでは、インターネット上で見られるリアルな口コミや評判を、「良い点」と「気になる点」に分けてご紹介します。

良い口コミ:操作が簡単でとにかく楽しい!

良い口コミで特に多く見られるのが、操作の簡単さに関する声です。

「レバーを下げるだけで自動で炭酸が入るので、本当に簡単。子どもでも楽しく作れます」
「以前のモデルよりガスシリンダーの交換が楽になって助かっています」
「ボタンを押す回数で調整するタイプと違って、毎回同じ強さの炭酸が作れるのが良い」

このように、シリーズ650で進化したレバー式の操作やワンタッチ式のシリンダー装着は、多くのユーザーから高く評価されています。手軽に扱えるため、毎日のように使っているという声も少なくありません。

良い口コミ:ジュースやお酒がワンランク上の味わいに

ドリンクメイト最大の特徴である「水以外への炭酸注入」に関しても、満足度の高い口コミが多数寄せられています。

「100%のリンゴジュースで作るスパークリングジュースが絶品!家族みんなでハマっています」
「安い白ワインが、まるで高級なシャンパンのような味わいになります。家飲みのクオリティが上がりました」
「気の抜けたビールが復活するのには感動しました。もう無駄にすることがありません」

いつもの飲み物が少し特別なものに変わる体験は、大きな魅力のようです。さまざまな飲み物で試して、自分だけのお気に入りレシピを見つけるのも楽しみの一つと言えるでしょう。

気になる口コミ:作れない飲み物や注意点

一方で、いくつかの注意点や、期待とは少し違ったという声も見受けられます。

「果肉入りのジュースや粘度の高い飲み物は、ノズルが詰まる原因になるので使えないのが少し残念」
「思ったよりも本体が大きくて、置く場所に少し困りました。購入前にサイズを確認すべきでした」
「一番強い設定にしても、市販の強炭酸水ほどの刺激はないかも。もう少し強くできると嬉しい」

特に、粘度の高い液体(ヨーグルトドリンクなど)や、固形物(果肉など)が含まれる飲料には使用できないため注意が必要です。 また、炭酸の強さの感じ方には個人差があるため、非常に強い刺激を求める方には物足りなく感じられる可能性もゼロではありません。とはいえ、手動で追い炭酸をすれば、ある程度の強さまで調整することは可能です。

ドリンクメイト 650の購入前に知りたいQ&A

ここでは、ドリンクメイト 650の購入を検討している方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

どこで購入できる?販売店と価格相場

ドリンクメイト 650は、主に以下の場所で購入することができます。

  • 家電量販店: ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマなど
  • オンラインストア: 公式オンラインショップ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど
  • ホームセンター: カインズホームなど

価格は、本体と60Lガスシリンダー、専用Lボトルがセットになった「スターターセット」が、定価19,800円(税込)で販売されています。 販売店によっては、予備のガスシリンダーやSサイズのボトルが付属する限定セットが販売されていることもあります。

対応するボトルやアクセサリーは?

ドリンクメイト 650では、ドリンクメイト専用のボトルを使用する必要があります。 他社製品のボトルは口径が合わないだけでなく、炭酸ガスの圧力に耐えられず破裂する危険があるため、絶対に使用しないでください。

専用ボトルには、プラスチック製のLサイズ(適正容量850ml)とSサイズ(適正容量 非公表)の2種類があり、カラーバリエーションも複数用意されています。 この専用ボトルは、シリーズ650を含むドリンクメイトのすべての機種で共通して使用できます。 なお、プラスチックボトルには衛生上の観点から使用期限が設けられており、使用開始から約2年での交換が推奨されています。

ガスシリンダーのコストはどれくらい?

ガスシリンダーには、標準タイプ(60L)と大容量タイプ(マグナム/142L)の2種類があります。交換時の価格は以下の通りです。

  • 60L 交換用ガスシリンダー: 2,380円(税込)
  • 142L 交換用マグナムガスシリンダー: 3,980円(税込)前後

マグナムガスシリンダーを使用した場合、500mlの炭酸水を作るコストは約14円と非常に経済的です。 標準シリンダーでも約20円程度となり、いずれも市販のペットボトル炭酸水を購入するより安く済みます。 ガスシリンダーの交換は、家電量販店などの取扱店や公式オンラインストアで行うことができます。

ドリンクメイト 650でワンランク上の炭酸ライフをはじめよう

この記事では、ドリンクメイトの新モデル「シリーズ650」について、その特徴から使い方、メリット・デメリット、口コミに至るまで詳しく解説しました。

ドリンクメイト 650は、水以外の飲み物にも炭酸を注入できるという最大の魅力はそのままに、レバー式の簡単操作やワンタッチ式のシリンダー装着など、使いやすさが格段に向上しています。初期費用や設置スペースといった点は考慮が必要ですが、日々のドリンク代を節約できる経済性や、ペットボトルゴミを削減できる環境への配慮、そして何より自分だけのオリジナル炭酸飲料を作れる楽しさは、それらを上回る大きなメリットと言えるでしょう。

ご家庭でのリラックスタイムに、あるいは友人や家族が集まるパーティーシーンで、ドリンクメイト 650はあなたのドリンクライフをより豊かで楽しいものにしてくれるはずです。この記事が、あなたにとって最適な一台を見つけるための一助となれば幸いです。

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