ソーダストリームが爆発するって本当?原因と安全な使い方を詳しく解説

炭酸水

自宅で手軽にできたての炭酸水が楽しめることで人気のソーダストリーム。しかし、「ソーダストリーム 爆発」という気になるキーワードを目にして、購入をためらっていたり、既にお持ちの方も安全性に不安を感じたりしているかもしれません。本当にソーダストリームは爆発するのでしょうか?結論から言うと、取扱説明書に従って正しく使用していれば、爆発する危険性は極めて低いと言えます。

過去に炭酸水メーカーによる事故が報道されたことがありますが、その多くはソーダストリームとは異なる製品であったり、誤った使い方が原因であったりするケースです。 この記事では、ソーダストリームの爆発が噂される背景や、実際にあった事故事例、そして何よりも大切な「安全な使い方」について、わかりやすく掘り下げていきます。ガスシリンダーの正しい取り扱い方から、ボトルの使用期限、万が一のトラブル対処法まで詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧いただき、安心してソーダストリームを楽しみましょう。

ソーダストリームの爆発は本当?事故事例と真相

「ソーダストリームが爆発した」という話を聞くと、誰でも不安になりますよね。しかし、情報を正しく理解することが大切です。ここでは、国内外の事故事例を挙げながら、その真相に迫ります。

実際にあった炭酸水メーカーの事故事例

国内外で炭酸水メーカーに関連する事故が報告されたことは事実です。

  • 海外での事例: アメリカでは、コミック作家がソーダストリーム製品の爆発で負傷したとされる報告があります。 また、2017年には海外で販売されていた1リットルのボトルに強度不足の懸念があるとして、自主回収(リコール)が行われました。 ただし、このリコールは実際に事故が起きたわけではなく、予防的な措置でした。日本で販売されていた製品はこのリコールの対象外です。
  • 国内での事例: 日本国内において、ソーダストリーム製品が原因での死亡事故や爆発事故は報告されていません。 しかし、過去に「ざ・炭酸」という別の会社の炭酸水メーカーで、ペットボトルが破裂し指を縫う大怪我を負う事故が複数件発生したことが国民生活センターから発表されています。

これらの事例からわかるように、「炭酸水メーカー」という広い括りで見ると事故は起きていますが、ソーダストリーム社製の製品で、日本国内において爆発・死亡事故が起きたという公式な記録はありません。

「爆発」は正確には「破裂」の可能性が高い

「爆発」と聞くと、ガスシリンダー(ガスボンベ)自体が爆発するような、非常に大規模な事態を想像するかもしれません。しかし、炭酸水メーカーで起こりうる事故の多くは、ガスシリンダー本体の爆発ではなく、炭酸ガスを注入する専用ボトルの「破裂」です。

ソーダストリームのガスシリンダーには、万が一、内部の圧力が異常に上昇した場合にガスを安全に放出する「安全バルブ」が備わっています。 そのため、ガスシリンダー自体が爆発する可能性は極めて低い設計になっています。 事故の多くは、経年劣化したボトルや、誤った使い方によってボトルが炭酸ガスの圧力に耐えきれずに破損・破裂し、その破片が飛び散ることで怪我につながるというものです。

事故の主な原因は誤った使用方法

過去の事故事例を分析すると、そのほとんどがユーザーの誤った使用方法に起因していることがわかります。 例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • 使用期限切れのボトルを使い続ける
  • 水以外の液体(ジュースなど)に炭酸を注入しようとする
  • ボトルを高温になる場所に置く
  • メーカー非推奨の互換性ガスシリンダーを使用する

ソーダストリームは、取扱説明書に記載された正しい手順を守ることで、安全に使用できるように設計されています。 不安を煽る情報に惑わされず、まずはメーカーが推奨する正しい使い方を理解し、実践することが何よりも重要です。

ソーダストリームが破裂する主な原因

ソーダストリームを安全に使い続けるためには、どのような行為が危険につながるのかを知っておくことが不可欠です。ここでは、専用ボトルなどが破裂する可能性のある主な原因を4つのポイントに分けて具体的に解説します。

ガスシリンダーの不適切な取り扱い

ソーダストリームの心臓部ともいえるガスシリンダーは、高圧ガスが充填されているため、取り扱いには注意が必要です。 特に危険なのが高温になる場所での保管です。

直射日光が当たる場所や、ストーブ、コンロなどの火気の近く、夏場の車内など、シリンダー本体が40℃以上になる可能性のある場所には絶対に置かないでください。

高温になるとシリンダー内の圧力が上昇し、非常に危険です。前述の通り、ソーダストリームのガスシリンダーには安全バルブが付いているため、圧力が上がりすぎるとガスが放出され、シリンダー自体の爆発は防げるように設計されています。 しかし、放出された高圧の二酸化炭素ガスに驚いたり、誤った対処をしたりすると二次的な事故につながる可能性も否定できません。涼しく乾燥した、風通しの良い場所で保管しましょう。

水以外の液体への炭酸注入

ソーダストリームの取扱説明書には、炭酸を注入できるのは「水」のみと明記されています。 これには明確な理由があります。ジュースや牛乳、お酒などの水以外の液体は、水に比べて粘度や含まれる成分が異なります。

このような液体に炭酸を注入しようとすると、激しく泡立って吹きこぼれたり、ノズル部分が詰まってしまったりする可能性があります。 吹きこぼれはキッチンを汚すだけでなく、本体内部に液体が入り込み、故障や思わぬ事故の原因となることがあります。 特に、糖分を含む液体はノズル詰まりを起こしやすく、正常なガスの注入を妨げ、ボトル内の圧力が異常に高まるリスクも考えられます。炭酸飲料を楽しみたい場合は、必ず炭酸水を作った後にシロップなどを加えるようにしてください。

ボトルの使用期限と劣化

ソーダストリームの専用ボトルには、必ず使用期限が記載されています。 これは、ボトルが炭酸ガス注入時の高い圧力に繰り返し耐えられるように設計されているものの、プラスチック素材の特性上、経年劣化は避けられないためです。

使用期限が切れたボトルを使い続けると、素材がもろくなり、炭酸ガス注入時の圧力に耐えきれずに破損・破裂する危険性が高まります。 実際に、他社製品ではボトルの破裂事故が発生しているため、これは非常に重要な注意点です。 また、期限内であっても、ひび割れや傷、変形などが見られる場合は、ただちに使用を中止し、新しいボトルに交換してください。 定期的なボトルの点検と、期限を守った交換が、安全な利用の基本です。

互換性ガスシリンダーの使用リスク

ソーダストリームの純正ガスシリンダーは高価なため、インターネット上では安価な互換品や、ガスを再充填(リフィル)するサービスが見受けられます。しかし、メーカーが認めていない第三者によるガス充填や、互換シリンダーの使用は非常に危険であり、絶対に行わないでください。

純正品以外のガスシリンダーは、バルブの規格が異なり、ガス漏れや本体の故障、重大な事故につながる恐れがあります。

ソーダストリーム社は、自社でメンテナンスや検査、再充填を行ったシリンダーの安全性のみを保証しています。 互換品を使用して万が一事故が発生した場合、メーカーの保証は一切受けられません。 安全のため、そして製品を長く使い続けるためにも、必ず純正のガスシリンダーを使用してください。

ソーダストリームを安全に使うための重要ポイント

ソーダストリームは、いくつかの重要なポイントを守るだけで、誰でも安全に楽しむことができます。ここでは、基本的な操作からガスシリンダーの交換方法、そして絶対にやってはいけない禁止事項まで、具体的な手順を解説します。

必ず守るべき基本操作

安全な利用は、毎回の正しい操作の積み重ねから始まります。以下の手順を習慣づけましょう。

手順 操作内容 注意点
1 冷たい水を用意する 炭酸は冷たい水によく溶け込みます。常温の水よりも、冷蔵庫で冷やした水を使用しましょう。
2 ボトルに水を入れる 必ずボトルの満水線(フィルライン)を守ってください。水を入れすぎると、炭酸注入時に吹きこぼれる原因となります。
3 本体にボトルをセットする 機種によって異なりますが、ねじ込み式やスナップロック式などがあります。しっかりと、まっすぐに固定されていることを確認してください。
4 炭酸を注入する 本体上部のボタンを短く(1~2秒)押します。ブザー音が鳴るまで、好みの強さになるまで数回繰り返します。ボタンを長く押し続けたり、必要以上に何度も押したりしないでください。
5 ガスを抜いて取り外す 注入後、ボトル内の圧力が下がるのを少し待ってから、ボトルを手前に傾けてガスを抜きます。その後、ゆっくりとボトルを取り外します。

この一連の流れを、毎回丁寧に行うことが安全への第一歩です。特に水の量と、ボタンを押す操作には注意しましょう。

ガスシリンダーの正しい取り付けと交換方法

ガスシリンダーの交換も、慣れてしまえば簡単な作業です。しかし、高圧ガスを扱うため、手順は正確に行いましょう。

  1. 空のシリンダーを取り外す:
    まず、ソーダストリーム本体の背面カバーなどを開けます。空になったガスシリンダーを、反時計回りにゆっくりと回して取り外します。この時、ガスが残っていると「シュー」という音がすることがありますが、慌てずゆっくりと作業してください。
  2. 新しいシリンダーの準備:
    新しいガスシリンダーの上部にある保護シールとキャップを取り外します。
  3. 新しいシリンダーを取り付ける:
    シリンダーを本体下部から挿入し、シリンダーホルダーに時計回りにねじ込んでいきます。手で固く締めるだけで十分です。工具などを使って締めすぎないでください。 斜めにならないように、まっすぐ垂直に取り付けることが重要です。
  4. カバーを戻す:
    最後に背面カバーを元通りに取り付ければ完了です。

交換作業は、必ず平らで安定した場所で行い、周囲に障害物がないことを確認してから始めましょう。

やってはいけない!禁止事項リスト

安全のために、以下の行為は絶対に行わないでください。事故や故障の直接的な原因となります。

  • 水以外の液体(ジュース、お茶、お酒など)への炭酸注入
  • 使用期限が切れた、または損傷のあるボトルの使用
  • ボトルを満水線以上まで満たすこと
  • 炭酸注入中にボトルを取り外そうとすること
  • 高温になる場所(直射日光下、火気の近く、車内など)での本体やガスシリンダーの保管
  • 本体やガスシリンダーの分解、改造
  • ボトルを冷凍庫で凍らせること
  • メーカー非公認の互換ガスシリンダーや、第三者によって再充填されたガスの使用
  • 食器洗い乾燥機でのボトル洗浄(対応ボトルを除く)

これらの禁止事項は、取扱説明書にも明記されています。自分や家族の安全を守るため、必ずルールを守って使用してください。

ガスシリンダーの取り扱いと保管・廃棄方法

ソーダストリームを使い続ける上で、ガスシリンダーの正しい管理は非常に重要です。ここでは、日常の保管方法から、使い終わった後の適切な処分方法までを詳しく解説します。

ガスシリンダーの適切な保管場所

ガスシリンダーは高圧ガス製品のため、保管場所には特に注意が必要です。以下の条件を満たす場所に保管してください。

  • 涼しく乾燥した場所: 温度変化が少なく、湿気のない場所が理想的です。
  • 直射日光が当たらない場所: 日光に含まれる熱でシリンダーの温度が上昇するのを防ぎます。
  • 40℃以上にならない場所: 夏場の室内や車内は特に注意が必要です。絶対に高温になる場所に放置しないでください。
  • 火気や熱源から離れた場所: ストーブ、ガスコンロ、オーブン、暖炉などからは十分に距離をとってください。
  • 子どもの手が届かない場所: 誤って倒したり、いたずらされたりするのを防ぎます。

具体的には、キッチンの戸棚の中やパントリーなどが適しています。予備のシリンダーを保管する場合も、同様の環境を選びましょう。

使用済みガスシリンダーの正しい処分方法

使い終わったソーダストリームのガスシリンダーは、自治体のゴミ(不燃ごみや金属ごみなど)として捨てることはできません。 これは、高圧ガス保安法という法律によって定められているためです。

不要になったガスシリンダーは、ソーダストリーム社に返却する必要があります。 返却方法は以下の通りです。

  1. ソーダストリームのコールセンターに連絡: 公式サイトに記載されているコールセンター(0120-286-230)に連絡し、返却の意向を伝えます。
  2. 返却キットの入手(または自身で梱包): 指示に従い、ガスシリンダーを梱包します。公式サイトから「ガスシリンダー返却シート」をダウンロードして記入し、同梱する必要があります。
  3. 指定の住所へ発送: 指示された住所へ、利用者負担で発送します。

良好な状態で返却されたガスシリンダー1本につき、300円が返金されます。
また、一般的には新しいガスシリンダーを購入する際に、販売店で空のシリンダーを引き取ってもらう「交換」という形が最も手軽で経済的です。

ガスが残っている場合の対処法

「もう使わないけれど、ガスシリンダーにガスが少し残っている」という場合でも、自分でガスを抜こうとしたり、穴を開けたりする行為は絶対にやめてください。 非常に危険です。

ガスが残ったまま不要になった場合も、処分の手順は空のシリンダーと同じです。ソーダストリーム社に返却すれば、安全に処理してもらえます。 もし、まだ使用する可能性がある場合は、ガスを使い切るまで通常通り炭酸水を作り、完全に空になってから新しいものと交換するのが良いでしょう。万が一、ガス漏れのような音が続くなど異常を感じた場合は、すぐに火の気のない風通しの良い場所に移し、コールセンターに連絡して指示を仰いでください。

万が一のトラブル対処法

取扱説明書通りに使用していても、時には「あれ?」と思うような状況に遭遇するかもしれません。ここでは、よくあるトラブルとその対処法について解説します。慌てず、まずは状況を確認することが大切です。

ガス漏れの音がするときの確認事項

炭酸注入後やガスシリンダー交換時に「シュー」という音が続く場合、ガスが漏れている可能性があります。以下の点を確認してください。

  • ガスシリンダーはしっかり締まっていますか?: 取り付けが緩いと、隙間からガスが漏れることがあります。一度取り外して、再度まっすぐに、しっかりと締め直してみてください。ただし、工具は使わず手で締める程度にしてください。
  • 本体にボトルは正しくセットされていますか?: ボトルが斜めになっていたり、奥までしっかり装着されていなかったりすると、注入時にガスが漏れることがあります。
  • ゴムパッキンは劣化していませんか?: 本体側の、ボトルと接する部分にある黒いゴムパッキンが劣化・損傷していると、そこからガスが漏れることがあります。

これらの点を確認しても音が止まらない場合は、ただちに使用を中止し、ガスシリンダーを本体から取り外してください。そして、火の気のない換気の良い場所にシリンダーを置き、ソーダストリームのコールセンターまたは公式サイトの問い合わせフォームから連絡して、指示を仰ぎましょう。

本体から水が漏れる場合の対処

炭酸注入時やボトルを取り外す際に、本体の根本や隙間から水が漏れてくることがあります。考えられる原因は以下の通りです。

  • 水の量が多すぎる: ボトルの満水線(フィルライン)を超えて水を入れていませんか?水の量が多すぎると、炭酸注入の勢いで溢れてしまいます。
  • ボトルがしっかり装着されていない: ボトルの取り付けが緩い、または斜めになっていると、隙間から水が漏れる原因になります。
  • 炭酸の注入方法: ボタンを長く押しすぎたり、立て続けに何度も押したりすると、水の勢いが強くなりすぎて漏れることがあります。ボタンは1〜2秒ずつ、間隔をあけて押すようにしましょう。

まずは、一度ボトルを取り外し、水の量を調整してから、再度しっかりと装着し直してみてください。それでも改善しない場合は、内部の部品に問題がある可能性も考えられるため、カスタマーサポートに相談することをおすすめします。

困ったときの公式サポートへの連絡先

自分で対処法を試しても問題が解決しない場合や、製品の故障が疑われる場合は、無理せず公式サポートに連絡しましょう。保証期間内であれば、無償で修理や交換をしてもらえる可能性があります。

ソーダストリーム お客様様ご相談窓口
電話番号: 0120-286-230
受付時間: 9:00~17:00(土日祝日・年末年始などを除く)

問い合わせる際は、製品のモデル名やシリアル番号、購入時期、具体的な症状などを伝えると、スムーズに対応してもらえます。公式サイトには「よくあるご質問(FAQ)」のページもあり、多くのトラブル解決法が掲載されているので、そちらも参考にすると良いでしょう。

ソーダストリームの爆発を防ぎ、安全に楽しむためのまとめ

この記事では、「ソーダストリーム 爆発」というキーワードを基に、その真相と安全な使い方について詳しく解説してきました。

重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • 日本国内において、ソーダストリーム製品が原因の爆発や死亡事故は報告されていません。
  • 事故の多くは、「爆発」ではなくボトルの「破裂」であり、その主な原因は使用期限切れのボトル使用や水以外への炭酸注入といった誤った使い方です。
  • ガスシリンダーは高温を避け、涼しく乾燥した場所に保管することが重要です。
  • 安全性とメーカー保証の観点から、必ず純正のガスシリンダーと専用ボトルを使用してください。
  • 使用済みのガスシリンダーは自治体のゴミには出さず、メーカーに返却するか、販売店で交換します。

ソーダストリームは、取扱説明書に記載されたルールを守り、いくつかの注意点を理解していれば、決して危険な製品ではありません。むしろ、ペットボトルのゴミを減らし、いつでも手軽にできたての炭酸水を楽しめる、非常に便利なアイテムです。 この記事で得た知識を活かして、これからも安心してソーダストリームのある生活を楽しんでください。

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